火曜日, 9月 27, 2005

金利上昇で債券はどうなる

金利上昇で債券はどうなる

■債券はどうなる?!
債券は、金利が上昇すればするとど、価格が下落し、額面を割り込む恐れが強い。額面を割り込んでも満期まで持続すれば、投資資金は額面まで戻ってくるため額面割れの心配はない。しかし、満期まで持続すれば、額面(100円)で戻ってくるといことは、仮に150円の債券を購入して、満期まで持続すれば、50円もの損がでる。超低金利時代の債券投資、特に既発債の投資リスクは高い。

▼新発債と既発債
新しく発行された債券を新発債、すでに発行済みで、取引所や店頭などで取引されている債券を既発債という。新発債は額面100円近辺で売りに出されるが、既発債はその時々の市場の需要・供給関係で価格が変動する。

▼社債の値段
社債の値段は、額面100円に対する値段を表している。取引所や店頭で取引されている債券の価格は常に変動している。金利が上昇局面にある時には、低金利時代に発行された債券の価格が大きく値下がりし、額面(100円)を大きく割り込むこともある。逆に金利が低下局面にある時には、高金利時代に発行された債券の価格が額面を越えておおきく値上がりする。いずえもの場合も、満期まで持続すれば、額面(100円)通りの資金が戻ってくる。

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