■株式とは
株式とは企業(株式会社)が発行する出資証券を言います。法律上は株主権を指しますが、一般的には株券そのものを指して株式と呼ぶことが多いようです。株式を持つということはその企業にお金を出すことであり、間接的にその企業の経営に参加することを意味します。
■株式と社債の違いは
企業は事業を行なっていく上で株式だけではなく社債も発行します。では株式と社債はどこが違うのでしょうか?一番の大きな違いは、株式が返済の義務がないのに対して、社債は返済の義務があるということです。以下は、株式と社債のそれぞれの特色です。
▽株式 ・出資証券
・企業は株主に対して返済の義務なし
・株式の換金は売却による
▽社債
・借用証券
・企業は社債の所有者に対して返済の義務あり
・社債の換金は償還もしくは売却による
■株主になるということは
私たちは企業が発行する株式を購入すれば、株主になることができます。では株主になるということは一体どういうことなのでしょうか?このことは株式を持つ上で非常に重要なことです。以下は、株主になった場合の権利、義務、責任についてです。
▽株主の権利
・経営に参加する権利(株主総会への出席)
・配当を受ける権利(会社利益の還元)
・残余財産の分配を受ける権利(会社の解散時)
・新株を引き受ける権利(新株の取得)
▽株主の義務
・出資する義務(株式を買った時点で完了)
▽株主の責任
・出資額の範囲内の責任(企業の倒産時は出資額だけロス)
0 件のコメント:
コメントを投稿