火曜日, 5月 31, 2005

なんで銀行はお金を集めているのか?!

なんで銀行はお金を集めているのか?!
お金を貸してくれた人にそのお礼として支払うお金のことを利子・利息・金利といいます。
また、貸したお金に対する利子の割合を利率といいます。

EX.
普通の会社はできるだけ儲けを増やしたいと思っているよね。だけど、お金がないとあまり大きな仕事ができないのでたいして儲けることができない。
そこで、銀行が会社の将来性や技術力などを評価して会社が仕事をするためのお金を銀行が貸してあげるんだ。
つまり、銀行は、会社などにお金を貸すためにそのお金を集めています。

▼それでは、銀行はどうやって利益をだしているのか?!
銀行は私たちからお金を預かります。

EX.
1000万円を1年間預けた人に利子として20万円を払ったとします。
銀行は1000万円を企業に利息を100万円で貸したとします。
そうすると、銀行は80万円の儲けになります。

このように銀行は、集めたお金を運用して利益をだします。

▼日銀(日本銀行)のお仕事について
▽日銀の概要
日銀は中央銀行といって、国のお金やお金に関するシステムを管理している銀行のことをいい、特殊法人に属します。
さらに詳しく解説しますと、日銀は民間の会社でもなければ政府の機関でもありません。
特殊法人と呼ばれるもので、政府と民間の間に位置しています。国のために仕事をする日銀は、基本的には政府の機関の
ような面が強いですが、完全な政府の機関ではないので、政府のいいなりになる必要のない独立した立場でいることが可能です。
しかし、他の特集で詳しく解説しますが、結局は政府のいいなりになっている状況にあります。
※特殊法人
特定の目的のために特別な法律に基づいてつくられたもので、政府の政策と関係が強い仕事をsている機関のことをいいます。

▽日銀のお仕事いろいろ
日銀は日本で唯一の発券銀行
お札の本当の名前をしっていますか?!
本当の名前は日本銀行券(にほんぎんこうけん)といいます。

▽政府の銀行として機能
日銀のお仕事には、国民の税金を集めて管理する仕事もあります。
日銀は、税金・国債(こくさい)などを管理する政府のための銀行として機能しています。

▽銀行の銀行として
日銀は、普通の銀行に対してお金を貸し出したり、お金を預けさせたりする銀行のための銀行といわれています。
みなさまもよく耳にすると思いますが、
日銀が普通の銀行にお金を貸し出すときの金利を公定歩合といいます。
※公定歩合を使って、日本の景気を操作します。(これについては景気の特集で詳しく解説します。)

※また、日銀は、最後の貸し手と言われています。
銀行の経営が危ないときなど、日銀が銀行を援助します。

金曜日, 5月 27, 2005

最近話題の国債はどういう仕組みなの?!

最近話題の国債はどういう仕組みなの会社はお金が必要なときは、社債(しゃさい)を発行します。それに対して国もお金が必要なときは、”国債(こくさい)”を発行してお金を集めようとします。国の財政は、基本的に我々国民の税金収入がほとんどですが、公共事業や公務員の人のお給料など、それ以外にも政策がたくさんありお金が足りなくなります。
国債とは、国がお金を必要なときに発行をして、一般的にお金を借りるときにその証拠として発行する証券のことを”債券(さいけん)”といいます。国が発行するものを”国債”といいます。ちなみに、会社が発行するものを”社債(しゃさい)といいます。発行が多いものに、税収入不足から赤字を埋めるために発行されるものを”赤字国債”、道路や橋(公共事業)を作成するために発行されるものを”建設国債”と呼ばれます。
話題の国債は、この国債を購入して利子をもらおうというもの。

▼国債の種類
1年以内:短期国債
2~4年:中期国債
5~10年:長期国債
10年以上:超長期国債
以上のような4種類の分類がされます。

日本が発行する国債は、10年ものの長期国債が大半を占めています。この低金利時代では、10年ものの長期国債の利回りはかなり魅力的です。しかし、中途解約では元本割れの可能性もありますので気を付けてください。
▼国債とゼロ金利政策の関係
国債は、大量に発行しすぎると、
・日本の借金が増加する。
・国債の価格が下がり、買ってもらうために国債の利回りが上がることにより銀行の貸し出し金利が上昇しお金の流動性が弱まる。
・利回りが上がり、日本の国債の人気が高くなり”円”が買われ、円高にすすんでしまう。
・円高に進むため、輸出関連の企業の株価が低迷してしまう。

▽国債の利回りが上がらないように日銀は政策をします。
国債の人気を下げないようにするには、供給より需要が増えればいいわけです。利回りが高くなければ人気はでません。しかし、国債より利回りのいい商品を少なくすれば国債の需要は増加するわけです。そこで、日銀がとった政策は、短期金融市場において金利がゼロになるようになりました。短期金融市場とは、銀行や生命保険会社などが中心となって期間が1年未満のお金の貸し借りをする市場のことです。日銀は、その短期金融市場に大量な金を入れて、金利がゼロでお金を借りられるような状況をつくりました。そうすると、短期金融市場で利ざやを稼いでいた生命保険会社などは困ってしまします。それで、保険会社は国債などで利益をだそうとします。これにより、ゼロ金利によって国債や株などへの需要を増やそうとしたのです。金利は、ゼロ以外にはありませんので、これ以上に日銀はどうすることもできません。机上の話では、これで景気がよくなるはずなんですがね・・・。

土曜日, 5月 21, 2005

株式投資のリスクについて

株式投資リスクについて 

悪材料がないのに持っている株が急落してしまうことなどがある。
それは、なぜ?!って思うときないですか。
株には現在見えているリスク以外に潜在的にその企業が持っている個別のリスクが存在するからです。 個別銘柄に大きく影響を与えるのが市場全体の動向です。
市場全体が急落していても、ある銘柄だけは上昇し続けることはまれにあります。
この市場リスクで大怪我をしないために、個別の材料だけでなく、新聞やニュースなど相場の状況をしっかり把握することです。 
他にもリスクはいろいろあります。米国リスク・中国リスクなどが、最近ではあげられます。日中関係が悪くなれば、日本企業への影響も大きく出てきます。 
株価は、こうした各国の政治的政策、戦争、選挙、天災、などによりカントリーリスクも大きく受け反応を示します。 
各国の関係と言えば、一番身近な為替リスクがあります。
日本の証券市場は海外の投資家による売り買いが5割強あると言われています。
また、産業においては、為替によって輸出、輸入を行う大企業の株価が変動します。
ハイリスクハイリターンなどという言葉があるように、リスクは少しは必ずあるものです。
低金利時代に銀行に預けるが、多少のリスクを認識して投資を行うか%u30

土曜日, 5月 14, 2005

景気、景気といいますが、いったいなんぞや?!

景気、景気といいますが、いったいなんぞや?!
景気については、政府、企業経営者、消費者の立場によって微妙な差があります。それは、どれだけ税金、運転資金、お給料が残っているかです。どれだけの余裕があるのかということです。

▽景気判断材料として下記のようなものがあります。
・GNPなどに代表される需要動向
・鉱工業などに代表される供給動向
・需要ギャップ(需要水準からみてどの程度、現在の需要水準が下回っているか)
・製品やサービスの価格動向
・企業収益や雇用者(サラリーマン)所得の伸び
・金利や通貨供給の動き
・企業の投資態度や家計の消費態度など心理側面これらの指標がそれぞれ、要素となり景気が左右されます。

木曜日, 5月 05, 2005

投資信託を選ぶ基準

投資信託選ぶ基準おおまかに言って、
どこの投資信託を購入する場合でも下記のような表現がされています。簡単に解説したいと思います。


国内株式型:国内の株式に投資するファンド
国際株式型:海外の株式に投資するファンド
バランス型:債券中心にまたは株式・債券等にバランスよく投資するファンド
転換社債型:転換社債に投資するファンド
インデックス連動型:指数(インデックス)に連動する運用を目指すファンド
業種別インデックス型:食品、医薬品、電機など業種別の株式に投資するファンド
派生商品型:派生(デリバティブ)商品へ積極的に投資するファンド
市場中立型:市場リスクを回避しながらリターンを追及するファンド

これらを踏まえて格付け会社のページなどのサイトで自分の購入したい商品を検索してしっかりとリサーチをして購入してください。

火曜日, 5月 03, 2005

学ぼう投資信託の分類・格付けについて

投資信託分類
▼投資信託の分類
・国内投資信託
・外国投資信託
・公社債投資信託
・株式投資信託
・単位型(ユニット型)投資信託
・定時定形型投資信託
・スポット型投資信託
・追加型(オープン型)投資信託

▼格付け
RR1:安定重視型
RR2:利回り追求型
RR3:値上がり益・利回り追求型
RR4:値上がり益追求型)
RR5:積極値上がり益追求型
RR1~RR5まであり、
RR5になればなるほどリスクは大きくなります。(反面:リターンは大きくなる。)